和知人形浄瑠璃

京都府指定文化財〔無形民俗文化財〕
江戸時代の末期に、大迫村(京丹波町大迫)で起こったと伝えられ、当時は、小型の粗末な張りぼて人形数個を操り、農閑期に楽しんでいた。当初、人形のみで客演していたが、昭和26年に義太夫同好会「響声会」が組織され、大迫の人形遣いと一体となって、文楽に準じた上演形式がとられるようになった。現存する人形の頭(かしら)の中には、名工の誉れ高い阿波の「天狗屋久吉」(天狗久)の作も。
1人で大振りの人形を操る「1人遣い」が特徴で、喜怒哀楽の感情を語り分ける「語り」、場面に合った多彩な音色を奏でる「三味線」、この三者が一体となって三業一体の妙技が生まれる。代表作には地元の実話を基にした「長老越節義之誉」があります。
昭和60年、京都府の無形民俗文化財の指定を受けたのを契機に「和知文楽」で親しまれていた呼称が「和知人形浄瑠璃会」に変更。平成9年には文部大臣表彰、京都府開庁記念日式典において、市町村自治功労表彰を受賞。
道の駅「和」道路情報センターで定期公演
保存者 和知人形浄瑠璃会