導観稲荷神社(須知)

道観さんとは須知岩清水にある導観稲荷神社のことで、この神社に祀られている神様は「倉稲魂命」(うかのみたまのみこと)で、「商売繁盛・商売」の神様といわれている。
この神社は現在の場所よりはるかに高いところにあったが、弘化年代(1844~1848)に現在の場所へ移改築され、さらに大正9年に大整備され、加えて昭和56年に再整備されて現在の姿になった。なお、大正9年の整備に尽力された「奥村九郎兵衛」の碑もある。
境内には杉の巨木があり、樹周6.88m、樹高40m。丹波町の銘木であり、京都府が天然記念物古木調査をした際、京都の自然200選中、植物の部に選定された。この杉は二本接しており、根本が合着していてそこから湧き出す清水は茶の湯にも重宝がられている。
樹齢300年から400年とも言われる杉の巨木の根本から湧き出る清めの水は、町内外から1日30人ほどの人が汲みにやってくるという。本殿からさらに山を登ったところに社と井戸があり、そこが原水なのではないかという説もある。
また、須知1班の7軒には家庭用水として清水がひかれており、年2回の井戸掃除など水環境の整備をその7軒が担う。地元の人々にとって子供の遊び場・憩いの場となっている。
境内にはイチョウやモミジの大樹があり、紅葉が綺麗。

導観稲荷神社春の大祭
氏子が旧山陰街道1.5kmを曳山巡行。子供御輿がでる。
例祭は本社5月3日、奥社が9月10日。

この神社は相撲に縁が深く、寛政(1789~1802)のころ、このあたりの力士が大変な活躍をしたようで、その力士たちは稲荷を信仰しており、それぞれ稲荷神社の名前をつけていた。藩主は領内より有力な力士が出たことは、稲荷神社のご加護であると感謝して自ら各神社(7つの神社。うち須知導観稲荷神社もその一社で、この名前を使っていた力士は須知山導観という)を巡礼されたと伝えられている。それ以来、稲荷神社にお参りすると何事にも必勝するといわれるようになったらしい。

祭神
本社、奥社ともに祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、俗に導観稲荷大神と称し奉り相殿には観政稲荷大神、観月稲荷大神を祭祀している。
末社には八坂神社、天満宮、大神宮、秋葉宮、金比羅 等。

祈願
安全息災、五穀豊穣、商売繁盛、必勝祈願、招福厄除、学業成就の神として信仰が深い。

  • 駐車場

    あり
  • お手洗い

    なし

アクセス

車で
京都縦貫自動車道 丹波ICから車で2分程度
電車で
JR嵯峨野本線園部駅からJRバス園福線「琴滝道」下車、徒歩5分