京丹波町指定文化財（無形民俗文化財）。力強いバチさばきと勇壮な響きで魅せる「和知太鼓」道の駅和に隣接する道路情報センター内の「伝統芸能常設館」にて定期上演。

平成11年京都府自治功労賞受賞。
平安時代中期、帝の命を受けた源頼光が大江山の鬼退治に向かう途中、雷雨に見舞われ、藤ノ森神社[京丹波町広野]で雨宿りをした際、村人が武運長久を祈願して打ち鳴らした奉納太鼓が起源とされている。
和知太鼓の特徴は、素朴なリズムの中に勇壮な響きがあり、横笛と鉦が調子を整える役目を果たしていることで、基本リズムによる「相打ち」と打ち手の個性によって自作演奏する「乱れ打ち」の組み合わせから構成されている。
町内で行われる夏の『ばち供養』をはじめ、伊勢市の『日本太鼓祭』〔伊勢神宮〕など、多くのイベントに出演。